本式映画反省会

2011-07-03

[]「デンデラ

映画の流れというか、運動として「こうあると盛り上がる」という型があると思うけど、それにいまいち則ってないので、どうもうまくいかない。そして話の流れだけではなく、「クマ」という大事な構成要素もどうにも残念なのでそれもまた足を引っ張って…。同じような、「人間より少し大きい怪物との死闘」を描く「グエムル」や「トレマーズ」と比較すると何がいかんのかよくわかる。

それもこれも基本的には監督の演出力と脚本の弱さに起因する。先行作品の徹底的な研究が必要で、「だいたいこんな感じだろ」じゃ快作にはならない。「実にユニークな作品」とか「怪作」あたり。

でもなあ、そういう快作は娯楽産業としての映画が隆盛な頃じゃないとなかなか成立しないよなー。ガンガン新作が作られてスタッフが鍛えられてるサイクルの中じゃないと、生まれないような気が…。量産体制にないところでそのテンポやコツを会得できるものなのかどうか…復元作業みたいなことになってくるからな…