2011-07-03
■ [劇場]「デンデラ」
映画の流れというか、運動として「こうあると盛り上がる」という型があると思うけど、それにいまいち則ってないので、どうもうまくいかない。そして話の流れだけではなく、「クマ」という大事な構成要素もどうにも残念なのでそれもまた足を引っ張って…。同じような、「人間より少し大きい怪物との死闘」を描く「グエムル」や「トレマーズ」と比較すると何がいかんのかよくわかる。
それもこれも基本的には監督の演出力と脚本の弱さに起因する。先行作品の徹底的な研究が必要で、「だいたいこんな感じだろ」じゃ快作にはならない。「実にユニークな作品」とか「怪作」あたり。
でもなあ、そういう快作は娯楽産業としての映画が隆盛な頃じゃないとなかなか成立しないよなー。ガンガン新作が作られてスタッフが鍛えられてるサイクルの中じゃないと、生まれないような気が…。量産体制にないところでそのテンポやコツを会得できるものなのかどうか…復元作業みたいなことになってくるからな…
2011-02-11
■ [劇場]「ウォール・ストリート」
○出所後のゴードン・ゲッコーの行動がちゃんと描かれなくて不満。
○ゲッコーの娘が言いくるめられすぎ。
○主人公の新エネルギーへの思い入れに全く共感できない。
○ジョシュ・ブローリンを陥れる決定的な証拠が提示されない。
まず期待してたのは「出所したゴードン・ゲッコーがどう動くのか」だったんだよね。予告編(もちろん本編冒頭も)で、刑務所を出る寸前に、受刑中の労働で得た賃金の小切手と、腕時計やら紙幣クリップやらでかい携帯電話を返却されるわけでさ。「ボーン・スプレマシー」とかの「手持ちの道具でどうにかする人」に痺れた身としては、こう振られたら「おお、こんな持ち物だけからどうやって状況立て直すのか!」って、つい思っちゃってね。
したらムショを出て早々に「7年後」になって、そこでまず「あれ…」ってなって。
それはまあ、こっちの勝手な思い入れってことでいいんだけど。
2010-02-05
■ [劇場]「パラノーマル・アクティビティ」
「フォース・カインド」の方がまだマシだった!ひどいもんだ。
ごちゃごちゃ言う前に1階にもカメラを仕掛けろや、と言いたい。
これをヒットさせたって事実以外、何の意味もない。